長野マラソンを振り返ってみましょう。

この大会は秋にエントリーが決まり、
寒い冬にどれだけ練習をがんばったかがわかる。
このために朝震えながら走ったのだ。


当日気温は暑くなるよそうでしたが、
暑くもなく、寒くもなく、無風。
コンディションとしては最高の条件です。

アップもそこそこに
45分前にスタートブロックCに並びます。
座って待機。

今日こそはサブスリーと思ってスタートを待ちます。

毎年恒例の髙橋尚子さんによる
その場で出来るストレッチなどをしながら待っていると、
あっという間のスタート3分前。
このくらいから静まりかえります。
人は大勢いるのに、静寂。
こんな感じはなかなか日常では体験できません。

・・・
オンユアマーク
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パン。

長ーい旅の始まりです。

5kmごとに振り返ります。


1-5km(5:03-4:02-4:02-4:01-4:03)
スタートロスも少なく、すぐに走ることが出来ました。
さすが前の方のブロック。
2kmのところで3時間ジャストのペースランナー発見。
この電車に乗っていきます。
ペースランナー曰く、最初はペースを上げて、最後で調整するとのこと。
なのでこのペースで行っていいのかな?
と思える程、自分にとってはハイペース。


6-10km(4:15-4:08-4:08-4:06-4:03)
3時間ランナーの電車に乗り続けています。
やはりみんなこの電車に乗っているので給水するのに苦戦。
これから集団の中での走り方も勉強しなくては。


11-15km(4:12-4:13-4:14-4:14-4:05)
ペースが落ち着いてきました。
この感じならいけるかも。。。
とサブスリーペースを維持しながら走り続けます。


16-20km(4:08-4:11-4:13-4:12-4:25)
Mウェーブ応援ゾーン。
私設応援団発見。元気でました。
今日は調子がいいかも。


21-25km(4:18-4:05-4:18-4:18-4:27)
ハーフ通過。
タイムは1:28くらい。
ジェル投入。
このあたりから足が重くなる。
ホワイトリングのあたりでサブスリー電車に引き離される。


26-30km(4:19-4:15-4:44-4:26-5:03)
前半追い抜いたランナーが追い抜いていく。
マラソンはやはり後半勝負だ。
後半に余力を残していた者が勝つ。
自分には余力がない。ごまかしながら走る。
トイレで走りを止めてみる。
これが良いリフレッシュに。

31-35km(4:24-4:35-4:40-4:35-4:46)
サブスリー電車が見えなくなってしまった。
2回目のジェル投入。
どんどん足が重くなってくる。
ほとんど気力で走っている。
余力を残したランナーに抜かれる。
つらい。。。

36-40km(4:48-4:57-4:55-5:12-4:37)
ゴールが近づくにつれ声援が大きくなってきた。
走る体力はほぼ残っていない。
残り7km付近が一番つらい。
サブスリーができない事が分かった。
でも歩かずに、走る。

41km-goal(4:44-5:32)
オリンピックスタジアムまでの直線。
どんなに辛くても、あと少しと思える。
タイムがほんの少し上がってきた。
ラスト2kmは10分切れなかった。
ゴール付近の声援はいつもすごい。
泣きそうになる。
オリスタ球場前の吹奏楽の演奏がいつも泣ける。


total 3:05:56


またもサブスリー失敗。
情けない。
練習量を増やさなければ、
サブスリーは出ないのかも。
もっと走り、もっと追い込み、もっと強い精神力を。

走った距離はうそをつかない。

そう思える大会だった。